駄文館

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★新星日本交響楽団、菊池美樹

 数年前、NHKのテレビ番組でバレエの「眠りの森の美女」が放映されました。
 1997年10月29日、新国立劇場で催されたもので、ここでリラの精を演じたのが菊池美樹、演奏が新星日本交響楽団でした。
 バレエも音楽も、良し悪しを語るほど精通していませんし、メインの出演者は他の人達だったのですが、私にとってはこの二者、菊池美樹と新星日本交響楽団が最高の収穫でした。
 この日の新星日本交響楽団は、70年代のローリング・ストーンズとでも例えれば良いのでしょうか。 決して完璧では無いけれど、若さと老練さが程良くミックスしていて、「どんどん行っちゃって〜!」と言いたくなるような、聴いていて楽しくてしょうがない演奏でした。 そして、菊池美樹は日本人離れした風格と技術で「悪いけど主役は私だから」という圧倒的な存在感がありました。

 もし時間と金ができて、オーケストラの演奏を聴いたり、バレエを観たりする機会があったら、新星日本交響楽団を聴きたいし、菊池美樹を観たいと思っていました。

 それで、と、7年以上経った最近になりいろいろと調べてみると……。
 まず、新星日本交響楽団ですが、新しい情報がほとんど無く、自前のホームページもありません。これはいったいどういうことか? と、さらによくよく調べてみると……。
 どうも、他のオーケストラと合併したようなのです。合併ですから消滅したわけではないのですが……なんだか残念です。
 一方菊池美樹の方はと言うと、こちらも菊地美樹バレエアカデミーというページ以外に、新しい活動情報は得られませんでした。もう舞台では踊っていないのでしょうか?

 7年も経つと、いろいろな事が変わってしまいますね。
 2005/02/01

★社会保険庁

 社会保険庁批判の対象はたくさんありますが、中でもよく問題にされるのが、職員宿舎です。
 集めた年金で東京や横浜などの一等地に職員宿舎を建て、それを格安で職員に貸しているというものです。 駅から徒歩5分、3LDK、民間相場では家賃15万円という物件が3万円前後で提供されているとか。
 ちなみに私が今住んでいるマンションは東京郊外の某駅から徒歩2分、3LDK、家賃が11万円です。 これが社会保険庁の宿舎なら2万円ちょっとで借りられてしまうということですね。 いや、まったくうらやましい限りです。

 ただ私としては、いくら甘い汁をチューチュー吸えるからといって、社会保険庁で仕事をしたいとは全く思わないし、自ら取材して集めた確かな情報を持っているわけでもないので、この場で社会保険庁批判を展開するつもりはありません。

 それよりも、ふと思った事があるので、書いておきたいと思います。

 社会保険庁の職員宿舎の家賃が不当に安い。それはそうでしょう。
 しかし、同時に、民間不動産の家賃は不当に高いと思います。
 日本の、特に東京の不動産は高すぎます。
 2005/01/25

★ブログ

 インターネットの2004年は『ブログ』の年だったそうですね。
「だったそうですね」なんて言うのは、つまり全然知らなかったという事で、今でも何なのか正確にはわかりません。 一人掲示板って感じでしょうかね? いずれにせよ、普通のホームページを作るよりは簡単に個人のウェブページが作れるようではあります。
 インターネットの普及で誰でも情報発信ができるようになったけれど、実際はホームページを作るのは難しいし、例え作っても見てくれる人を呼び込むのが難しい。 それで、と、今度はブログの登場。 ブログを利用すれば普通のホームページよりも制作難易度が低く、ページの構造がソフト的に合理化されているため、検索エンジンとの相性が良く、検索結果の上位に表示されやすい。 つまり、作るのも簡単、人を呼び込むのも簡単。 大げさに言うならば、これであなたの発信する情報が世界中に届く環境が整いました、ということのようです。
 果たしてそうでしょうか?
 そうは思えません。
 面白くないホームページを読む人がいないように、面白くないブログを読む人はいないでしょう。
 くだらないホームページが増殖するように、くだらないブログが増殖するでしょう。
 良いホームページを維持するのには大変な努力が必要なように、良いブログを維持するのには大変な努力が必要でしょう。
 有名人のくだらないホームページがヒット数を稼ぐように、有名人のくだらないブログがヒット数を稼ぐでしょう。
 結局、ブログが普及する以前と本質的にはなんら変わらないように思います。
 2005/01/12

★一年の計は元旦にあり

 一年の計は元旦にあり、という言葉があります。辞書を調べてみました。意味は、

 一年中の計画はその年の初めに決めておくがよい。
(広辞苑 第五版 岩波書店)

だそうです。
 一月や四月は年始め、年度初めということもあり、何かを始める人が多いようです。 例えば、今年から日記をつけよう! とか。 それでコツコツと続けられる人というのは偉いですね。 尊敬します。 私などはそういうのダメです。 二日目ぐらいまでで精一杯。三日坊主! とか言われて、あぁ〜一日得しちゃったなぁ、といったタイプです。 しかし、だからと言って、私が物事を何も続けられないのかと言うと、そうでもありません。 続けていることもあります。
 私の場合は、ある日突然始めて、デレデレ続け、飽きたらやめて、またある日思い出したようにやり始める。 と、こんな感じが性に合っています。
 このホームページが正にそんな感じですね。 生きてるのか死んでるのか良くわからないページです。
 2005/01/11

★清原が泥水を飲む?

 ジャイアンツ、清原の話題です。引用します。

「巨人・清原和博内野手(37)の夫人、亜希さん(35)が第2子を妊娠していることが7日、わかった。開幕後に出産予定のわが子のためにも、一時は退団も考えた巨人への残留を決断したという。泥水を飲む覚悟も、移籍後最も早い新年5日の始動も、すべて愛する家族への決意の表れだった。」
(サンケイスポーツ 2005年1月8日(土) 10時48分)

 大げさですね。
 年俸が大幅にダウンするとは言え、3億円以上貰えるんですから。3億ですよ、3億。しかも一年で。いやいや、違いますね。実質半年で、ですね。プロ野球なんて一年中やってるわけじゃない。
 半年で3億円! です。
 泥水?
 金銭感覚が完全にぶっ壊れてます。
 2005/01/08

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